ものすごくお久しぶりです。
どちらかというと、パン教室のブログばかり更新していて
こちらがすっかりおろそかになってしまった。

おかげさまでなんとかかんとかパン教室も軌道にのり、
息子も教室に来る小さい子たちと遊べるようになったり
して、いろんな意味で変化がありながらの今日この頃です。

とはいえ、2歳までは超健康優良児だった息子が、毎月のように
熱を出したり水疱瘡になってみたりとなかなか思うように
スケジュールは進みません。
突然のキャンセルが続いてしまう方もいたりして、本当に
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

子供がいてスケジュールをこなすとはつまりそういうことなんだ
なあと思ったりして、保育園に預けて働くお母さんたちの気持ちが
少しわかったような気がしております。


それはさておき、わたくし、最近あるスイッチが入りました。
何を隠そう「息子がかわいくて仕方ないスイッチ」です。

今まではなかったのか!と言われると、かわいいけど
いらいらもしたし、意思疎通ができないことが辛かったり
育児そのものに疲れたこともありましたので常にキューン!
みたいなことはなかった。

なんというか、ある意味冷静というか。
かわいいけど、あとでオムツ替えないと。
かわいいけど、誰かこの大泣き止めてくれ~
とかね。

それがです。
最近、このスイッチがかちっと入りました。
息子かわいくてたまりません。

赤ちゃんって、目の焦点があっていないというか、ぽよーんと
して、何考えてるかわかんない時期が2歳くらいまで続きます。
その時期を神様期と私は呼んでいたのですが(神様と交信
してそうだから)、その時期を脱したなーという感じが
3週間くらい前からしていました。

2歳の誕生日あたりからいやいや期が加速し、いやいやピークが
4週間前。

3週間前から急に、神様との交信終了、100%現世に来ました!
ってとこでしょうか。
いやいやは今でも言うし、態度にも出るのだけど、話せば分かる
ようになりました。

と同時に、私がやってきたことを次々真似するようになりました。
家族の食事の配膳をする、テーブルを台拭きで拭く、食べ終わったら
皿を重ねる、掃除機をかける、おむつを替えるといいこいいこ
する(私にw)などなど…(当然完璧にはできないです。
そして親ばかですみません^^;)

これまで半ば義務として、やってきたいろんなことを息子は
2年もの間だまって見てきて、いまようやく真似できるようになった
んだなーと思うと、寡黙な父親にそのやり方でいいよと肯定された
娘のような気持ちになって、なんだかじーんとしてしまいました。

その結果スイッチが入ったのではないかと自己分析しております。


何が言いたいかというと、世のお母さんたちにです。
(ほとんど見られないだろうけどw)
生まれてすぐかわいいと思えないとか、
今でもかわいいと思えないとか、
ほんとにそりゃそーだって思ったのです。

旦那さんのことだって、会ってすぐ好き♡ってなった訳じゃ
ないでしょうし、結婚した今も嫌だなーと思うところ、困るところが
あるみたいに自分で産んだ子どもだっていろんな感情があって
当然でしょう。
自分とは別の人格だしね。

私も産まれた直後に見た息子の感想は「肉まんみたい…」
でした。

そんなわけで、私は、夫や周りの子持ちの友達と比べるとかなり冷静に
(冷たい?)子育てをしてきたと思います。
かわいいと思えない…とかで悩んだことはないのだけれど、
いつまで「育児=しんどい」みたいな、この重しがのっかってる感じ
が続くんだろう…という思いを毎朝なんとなく考えるというか。

それが3週間前に取れました。
それに約2年半かかりました。

と同時に、息子も2年半かかって、ようやくこの人たちを信用して
やってもいいかなと思ったのではないかと。

その日その日を精一杯やることしかできない2年半でしたが、
そうすることしかできなかったし、それでよかったんだなー
と思ったわけです。

人によっていろんなタイミング(産まれた直後からかわいい人も
当然いると思うので)があると思いますが、こんな
感じで育児が楽しくなった人間もいるよということが言いたくて
超長文、しかも文章だけの記事ですがアップすることにしました。

おつきあいいただきありがとうございます。